クラウド技術者のキャリアアップに直結する「CompTIA Cloud+」資格。本記事では試験対策に最適な10問模擬問題と共に、効果的な学習戦略を解説します。まずは以下の簡易診断で自身のスタート地点を確認しましょう。
<あなたの現在地を確認>
クラウド環境の基本用語(IaaS/PaaS/SaaS)や仮想化技術を理解していますか?日常業務でAWS/Azure/GCPの管理コンソールを操作した経験はありますか?もし「ほぼ未経験」なら基礎固めから、「実務経験1年未満」は弱点補強を、「2年以上」は模擬試験で実践力を磨く段階です。
CompTIA Cloud+ 試験概要
項目 | 詳細 |
---|---|
試験コード | CV0-003 |
問題数/時間 | 最大90問/90分 |
合格ライン | 750点(100-900点) |
推奨経験 | クラウド実務2-3年 |
公式サイト | www.comptia.org/certifications/cloud |
学習目安時間 | 60時間 |
難易度 | ★★★☆☆(中級) |
クラウドの基本概念
問題1:リソース監視指標
「StatusCheckFailed」メトリクスの単位として適切なのは?
a) パーセント
b) バイト
c) 秒
d) カウント
解答
d) カウント [1]
※出題頻度:高(監視系問題の基本)
セキュリティとコンプライアンス
問題2:マルチクラウド認証
複数クラウドプロバイダー間で統一認証を実現する仕組みは?
a) SSO
b) MFA
c) フェデレーション
d) RBAC
解答
c) フェデレーション [20]
※出題頻度:中(統合管理の重要テーマ)
ストレージ管理
問題3:高パフォーマンスストレージ
高速なRead/Writeが求められるデータベース向けストレージ種別は?
a) SSD
b) アーカイブストレージ
c) HDD
d) オブジェクトストレージ
解答
a) SSD [1]
※出題頻度:高(設計判断の基本)
モニタリングと最適化
問題4:スケーリング設定
季節的な負荷変動への対応として有効な手法は?
a) 冗長化
b) サーバー再起動
c) ベンダー連絡
d) オートスケーリング
解答
d) オートスケーリング [1]
※出題頻度:高(運用効率化の核心)
ディザスタリカバリ
問題5:RPO/RTO設計
金融システムのバックアップ戦略で最優先すべき指標は?
a) RTO 15分
b) RPO 24時間
c) RTO 4時間
d) RPO 0秒
解答
d) RPO 0秒 [20]
※出題頻度:中(事業継続計画の要)
ネットワーキングとコネクティビティ
問題6:VPNトンネリング
オンプレミスデータセンターとクラウド環境を安全に接続する技術は?
a) NAT
b) ロードバランサー
c) サイト間VPN
d) プロキシサーバー
解答
c) サイト間VPN
※出題頻度:高(ハイブリッドクラウド構成の基本)
クラウドデプロイメントモデル
問題7:プライベートクラウド
以下のうち、プライベートクラウドの特徴として最も適切なものは?
a) 複数の組織でリソースを共有
b) パブリックインターネット経由でアクセス
c) 単一組織専用のクラウド環境
d) 従量課金制のリソース利用
解答
c) 単一組織専用のクラウド環境
※出題頻度:中(クラウドモデルの基礎知識)
クラウドサービスモデル
問題8:PaaSの利点
PaaS(Platform as a Service)の主な利点として最も適切なものは?
a) ハードウェア管理の必要がない
b) アプリケーション開発に集中できる
c) フルコントロールのOSが使える
d) ネットワーク設定の自由度が高い
解答
b) アプリケーション開発に集中できる
※出題頻度:高(クラウドサービスモデルの理解)
クラウドセキュリティ
問題9:データ暗号化
クラウドストレージ上の機密データ保護に最適な暗号化方式は?
a) トランスポート層暗号化
b) クライアントサイド暗号化
c) サーバーサイド暗号化
d) ハッシュ化
解答
b) クライアントサイド暗号化
※出題頻度:中(データセキュリティの重要ポイント)
クラウド運用管理
問題10:コスト最適化
クラウドリソースのコスト削減策として最も効果的なのは?
a) 常時最大リソースの確保
b) オンデマンドインスタンスの利用
c) リザーブドインスタンスの活用
d) スポットインスタンスの使用
解答
c) リザーブドインスタンスの活用
※出題頻度:高(クラウド運用コスト管理の核心)
以上の追加問題で、CompTIA Cloud+の主要な出題分野をカバーしています。これらの問題を通じて、クラウドネットワーキング、デプロイメントモデル、サービスモデル、セキュリティ、そして運用管理に関する重要な概念を学ぶことができます。これらの知識は、実際の試験だけでなく、実務においても非常に重要となります。
CompTIA Cloud+の合格を目指す皆さん、これらの問題を足がかりに、さらに深い学習を進めてください。クラウド技術は日々進化していますが、その基本原則を押さえることで、様々な状況に適応できる力が身につきます。頑張って学習を続け、クラウドプロフェッショナルとしての第一歩を踏み出しましょう!
合格後のキャリアパス
CompTIA Cloud+取得後はクラウドエンジニア(年収600-800万円)やセキュリティアナリスト(同700-900万円)など、多彩なキャリアが開けます。AWS/Azure専門資格との組み合わせで、クラウドアーキテクトを目指す道も。次世代ITインフラの要となるスキルを手中にしましょう!
▼学習の次のステップ
- 公式教材で体系的理解を深化
- ハンズオンラボで実践スキル養成
- 模擬試験で弱点分野を集中的に補強
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